ここでは「ダイエットと運動の関係」について、玄米屋たいぞうの意見を述べていきます。
現在、スポーツ医学などにおいては、有酸素運動と筋肉づくり、そして柔軟などのストレッチ体操が推奨されています。
これは今やほとんど否定されることのない、健康づくりのための良き習慣として一般的に認識されています。
私ももちろん、より良い体の形成や維持を考えた時、それらの運動をすることは、とても良いことだと思っています。
ただ、周りを見渡したとき、少々残念に思う方が多いことに気が付きます。
それは「運動しているから少しぐらい食べ過ぎても大丈夫!」とか「何を食べようが運動をちゃんとすれば大丈夫!」といったような認識をされている方が意外なほど多いことです。
そこで、そのような認識をされている方々に、今一度きちんとした認識を持っていただきたいと思い、意見を述べたいと思いますが、今から述べることは、やや誇張がありますので、あくまでも「運動さえすれば大丈夫」と思っている方に対しての意見だということを、あらかじめお断りいたします。
まず、たくさん食べても運動すれば大丈夫、などというのはエネルギーの無駄遣いでしかありません。
個人で出来る最も身近なエコは、必要以上に食べないことです。
人間の体を自動車に例えれば分かりやすいですが、無駄に活動するためによりたくさんのガソリンを使用する、逆に言うと、わざわざ必要以上のエネルギーを取り入れて必要以上に活動するなどといったことは、非常に無駄な活動でしかありません。
そしてそのような無駄な活動をしていると、自動車本体に様々な負荷がかかるのと同様に、人間の肉体にも様々な負荷がかかります。
自動車で例えるとタイヤは磨耗し、エンジン内はススがたまり、様々な部品がより劣化していきます。
食料についても、粗悪な食料を必要以上に摂取することは、粗悪な燃料を溢れんばかりに給油することと同じで、走行の結果、エンジン内にススが貯まったり、不完全燃焼を起こしたりするなど、様々な悪影響が、人体にも同様に起こるのです。
人間は自動車とは違って筋肉組織などの成長があるので、機械と一緒にすることはナンセンスだと思われる方もいるかもしれません。
運動することは、基礎代謝を活発にすることが大事であるため、基礎代謝量を上げるための行動である、と考える人も多いことでしょう。
これは決して間違いではありませんが、本当の健康を考えた時には「真実」ではありません。
つまり人の健康の本質においては、平常時の基礎代謝を上げることが必ずしも正しいという訳では無いという事です。![]()
自身の免疫システムを活発化させるために、筋肉量を増やし、基礎体温を上げることは、様々な種類の病気を患った時や、ウイルスやガン細胞の撃退を考えたときには、非常に有効といえますが、平常時の代謝があまりに活発であることは、それだけ自身の肉体が、より酸化し続けているということを認識しておかなければなりません。
筋肉量の多い人は、より走行距離の多い自動車同様に、体内に様々な「サビ」や「スス」が多く発生していることを認識したほうがよいでしょう。
そしてその「サビ」や「スス」がなるべく発生しないようにするためには、適切かつ質の良い燃料(食料)を選び、適切な量を給油(摂取)することが大事なのです。
また、サビやススを取り除くことのできる食料を摂取することも大事です。
健康の本質を考える時は、筋肉など目に見えることばかりでなく、体内で起こっている「目に見えないこと」も、しっかりと認識することが大事なのです。
(ちなみに、全世界において男性よりも女性の方が寿命が長いことは、筋肉量の差異によった代謝活動の強弱の結果に伴う、細胞の劣化スピードの違いという説があることを述べておきます)


















